ヴァルジア 石窟都市遺跡
ヴァルジア 石窟都市遺跡
ヴァルジア洞窟都市遺跡は、アスピンザから30kmのムトゥクヴァリ川の左岸にあるエルシェティ山の斜面から発見された、南 ジョージア の洞窟都市遺跡です。 当初、ゲオルギ3世によって要塞都市として建設されましたが、その後タマル女王によって、政治的、文化的、教育的、精神的な生活に重要な役割を果たす修道院となりました。 ヴァルジア洞窟都市遺跡には、東から西へと伸びる19の階層、北から南へと崖をくり貫かれた通路、居住区域などがあります。居住区域は2階建てのものを含め2部屋、3部屋、4部屋で構成されています。また、ギャラリーと垂直のトンネル、秘密通路と薬局もあり、中央部には、豊かなフレスコ画が装飾された教会があります。教会の後ろには、神聖な湧き水を貯めるプールが造られていました。 現在も、ヴァルジア洞窟都市遺跡の修道院には、数人の修道士が生活をしています。 ヴァルジア洞窟都市遺跡とその近郊にあるヘルトヴィシ要塞は、ユネスコ世界遺産に申請されています。