アハルツィヘ
サムツヘ・ジャヴァヘティ地方の州都アハルツィヘは、800年以上の歴史を持つ人口約50,000人の小さな町です。16世紀から露土戦争まではオスマン帝国の統治下にありました。 20世紀までアハルツィヘの住人の大半はアルメニア人でしたが、今日では、ジョージア人が多数になりました。旧市街は一見の価値があり、近くのサパラ修道院やヘルトヴィシ要塞など周辺地域を観光するのに最適な拠点の町です。
アハルツィヘのシンボルである石造のラバト要塞宮殿(13世紀)は、ポツホヴィ川のほとりの小さな丘の上に立っています。その名前はアラビア語の “要塞の場所”から来ています。西側の郊外に位置し、市内のどこからでもその姿を見ることができます。要塞宮殿はいくども破壊され、修復が繰り返された結果、さまざまな文化や宗教の痕跡が吸収されました。2012年には大規模な再建が行われ、ラバト要塞宮殿は街のシンボルになりました。